沖縄県名護市有銘汀間に生まれる。幼名「春範」（シュンパン・ハルノリ）。

佐渡山安恒氏に空手を初めて学ぶ。

岸本祖考氏に師事。

旋体・運体・変体・捻体・転体の運動をもとにした動態に発想をえて、三次元の運動空間に適応できる実技を研究。

大分県の山中、沖縄県の無人島（平島）において運技・変技・転技の一部を創作。

静岡県伊東市湯川で新実技を初めて公開し有志を集めて指導。

玄制流空手道を創始して本格的に指導を開始。約10年間にわたって東京を中心に大学・自衛隊・会社団体等の道場で実験的に指導。

大日本武徳会から空手道八段範士の称号を授与される。

新武道に必要な各技を完成して「躰技」と呼称。

「躰道」の基本技を科学的に理論立てるとともに武道の根源要素である体気・動功・制御の在り方と、人間の存在・社会の動態・自然の摂理との相関関係を基に原理化を図る。「新空手道教範」（日本文芸社より）刊行。

体気＜呼吸の法則＞・動功＜操体の法則＞・制御＜相剋の法則＞を一元的に体系化し、理論的な基本原理を確立して新武道「躰道」を集大成。同年１月23日、日本躰道協会を設立して同協会々長、日本躰道本院宗家最高師範に就任。

「制献」を「正献」に改名。　

世界躰道連盟を設立して同連盟総長・最高師範に就任。　

「躰道概論」（現代書林より）刊行。日本武藝躰道宗家、躰道本院最高師範に就任。

静岡県伊東市大室高原躰道本院「岳雲荘」にて没す。享年76歳。